ドクター・ストレンジ

マーベル最強の魔術師が登場するアメコミ

「ドクター・ストレンジ」は、マーベルコミックスが刊行しているスーパーヒーローものの一つです。
初登場をしたのは1963年からとかなり歴史は古く、スタン・リーとスティーブ・デッコという二人のクリエーターによって作り出されました。

主人公はスティーブン・ヴィンセント・ストレンジ(Stephen Vincent Strange)という天才的な脳外科医で、全米にも知られる有名人です。

しかしスティーブンは自動車事故のために両腕に大怪我を負い、そのため精密な手術をすることができなくなってしまいます。

その後勤務医としてキャリアを再スタートさせるのですが、かつての栄光のためにプライドが高く普通の医師としての仕事をしていくことができません。

どんな高度な治療をしても元通りにならない腕に苦しんでいると、偶然どんな傷も直せる魔術師がチベットにいるという話を聞きます。

そこでスティーブンはチベットに赴き、魔術師であるエンシェント・ワンという人物に出会い、そこで魔術師の弟子となります。

最初は拒絶をするスティーブンでしたが、帰り道にエンシェント・ワンの弟子が師匠を襲う計画を立てていることに気づき、引き返したことで最終的に弟子入りを決意することとなるのです。

7年間の修業の末に魔術をスティーブンは会得し、以後正しいことにのみ魔術を使う「ドクター・ストレンジ」としてヒーロー活動をしていくのでした。

それまでのバトルとは一風変わった魔法バトルが見どころ

マーベルコミックスは長い歴史のあるシリーズであることから、過去にはたくさんのヒーローたちが登場しています。

しかし世界的に大人気となるようなコンテンツになっているのは本国で大人気の「キャプテン・アメリカ」や「アイアンマン」「スパイダーマン」「ハルク」といった一部のヒーローのみで、全ての原作が映画化をされているというわけではありません。

その中にあって「ドクター・ストレンジ」は遅咲きのヒーローと言えるでしょう。
他のマーベルコミックスやアメコミのヒーローたちが物理的な肉体攻撃、もしくはテクノロジーを駆使したハイテク攻撃を用いているのに対し、ドクター・ストレンジは魔法という精神力による攻撃を具現化しているところに違いがあります。

映画においても戦闘シーンで用いられるのは「魔法バリア」「瞬間移動や空間跳躍」「催眠術」「念動力」といったサイコキネシス能力です。

テレパシーによる会話や占星術といったようなオカルティックな要素が盛り込まれているというところもまた、従来のマーベルコミックスヒーローとは異なる点であると言えるでしょう。

なおのちにドクター・ストレンジはX-menのサイロックに対し瞬間移動能力を授けています。