マウスガード 1152年 秋

マウスガードについて

マウスガードは、アメコミのイメージとしては珍しく、ねずみを主人公とした作品です。
この作品は、2008年に漫画界のアカデミー賞と言われるほどのアイズナー賞を受賞しています。
表紙は子供向け絵本のような絵になっていますが、そのイメージとは違い、ファンタジー作品です。

物語は弱肉強食の自然の世界を描きます。
自然界で生活しているねずみたちは、日夜天敵達に狙われて、明日をも知れぬ生活を送っています。
しかしねずみたちも黙って食われる日々を待つばかりでなく、ねずみの要塞「ロックヘイブン」を建造します。
捕食者達を撃退するのが、マウスガードと呼ばれるねずみの戦士達であり、マウスガードの中でも腕利きの3匹が物語の中心になります。

要塞内は捕食者が入ってこられないように工夫がされていますが、一歩外へ出れば敵達との戦いになります。
ねずみたちもずっと要塞内で暮らすわけにはいかず、時には穀物などの食べ物を取りに外の世界へ行かなければなりません。
そんな外に行くねずみたちを護衛するのがマウスガードの任務です。
ただし要塞もすべてのねずみを収容できるほど広くないので、多くのねずみはねずみの生活エリアで集落を作って生活しています。

時には自分よりも大きな相手と戦うこともあり、蛇と戦ったり、蟹と戦ったりと勝ち目のない戦いを強いられます。
そしてマウスガードが使う武器や装備は全て手作りであり、要塞も1から手作りで作られています。
時代設定は1152年となっており、中世ぐらいの時代であり、人が丁度弓や槍を作るように、ねずみたちもそのような武器を作って戦います。

3匹のマウスガード

・リアム
マウスガードの中で一番の若手であり、将来が有望視されているねずみです。
勇敢な性格であり、若いので荒々しさもかねています。
敵に捕まり連行される場面などでも大活躍しており、彼なしではねずみの世界は成り立ちません。

・ケンズィ
パトロール隊の隊長であり、3匹の中では最年長です。
思慮深く冷静沈着な彼は、常に仲間をまとめる役目をします。
棒術の達人であり、マウスガードの中で優れた腕前を持っています。
武器の棒を持っており、青いマントを羽織っている賢者のような格好をしています。

・サクソン
武勇に優れており、性格は荒っぽいです。
ケンズィとは真逆の性格でありながら、お互い信頼しており、コンビとしてやっています。

作中の中ではこの3匹がメインとして描かれておりますが、それ以外にも要塞にいるねずみや指揮官のねずみなど、他のねずみも沢山登場します。
ただしあまり人間のように特徴的ではないので、見分けは付かないです。
また他のマウスガードも作中では登場します。