クァンタム&ウッディ

クァンタム&ウッディについて

クァンタム&ウッディはアメコミですが、出版はVariantComicsというところからであり、マーベルでもDCでもありません。
堅物で黒人のエリック・ヘンダーソンと、お調子者で白人のウッディ・ヘンダーソンの2人が主役であり、血は繋がっていないものの兄弟です。
ある日、父の死で再開した2人は、父の死の真相を知るべく研究所に侵入します。

研究所に行くと、うっかりとよく分からない装置を作動させてしまい、大爆発を起こし研究所もろとも2人は爆発で消滅します。
しかし何故か消滅したはずの2人は元の姿に戻っており、エリックは攻撃を防ぐフォースフィールドを、ウッディはエネルギー弾のエネルギーブラストの力が備わっていました。

こうして2人はコスチュームをまとい、父の死の真相を探るべく、クァンタム&ウッディのコンビのヒーローが誕生します。
物語はコメディで描かれており、ゲイっぽいという理由からコスチュームは着なかったり、敵に捕まってしまったりと、およそヒーローとは思えないような行動をしていきます。
ちなみにメタ発言もあったりしますので、それも面白かったりします。

そして面白いのは、VariantComicsの作品はすべて1つのユニバースで起こっている出来事であり、数々の作品が誕生します。
たとえば、X-Oマノウォーやハービンジャーなどなどがあり、さらにはシャドウマンやエターナル・ウォーリアーなどのキャラクターを加えながら、作品群が成長していっています。
まさしく初期のマーベルやDCのように、今作品が形成されつつある出版社のコミックであると言えます。

登場人物

・エリック・ヘンダーソン
真面目な性格で、アフリカ系のアメリカ人で、元軍人です。
今は警備会社の警備員をしています。
フォースフィールドでバリアを作る能力を持っていますが、それ以外は一般人と変わりなく、普通に怪我もします。

・ウッディ・ヘンダーソン
おちゃらけている白人男性です。
エリックとは正反対の性格であり、エリックの父に養護施設から引き取られた後は、家を飛び出してふらふらして、仕事もせずに生活しています。
エネルギーブラストの力を得ています。

この2人は対照的であり、片方は生真面目であり、片方は不真面目というそんな凸凹コンビがおりなす出来事が、この作品の一番の見所であり、それが面白いです。
アメコミとしてはまだまだ歴史の浅いコミックですが、2人のかけあいが面白く、シリアスなシーンでもそれほど重苦しくなく気軽に読める作品です。
しかしシリアスなシーンもしっかりとあり、2人の子供時代のエピソードでは、父親との出来事も出てきます。
アメコミ初心者でも気軽読める作品です。