スーパーマン

アメコミの歴史を作った作品

04746102スーパーマンは、1938年にスタートしたアメリカでも最も歴史のあるコミック作品です。
最も古いコミックの1つで有りながら、現代までその人気が衰えることなく続いているというのはすごいことで、いかにアメリカ人の心に根付いているか、そのキャラクター力が強いものかを伺い知ることができます。

そして、スーパーマンの登場によって、アメリカ国民がヒーローものの漫画に愛情を持つようになりました。
まさに、アメコミの歴史を形作った作品と言っても過言ではないでしょう。

ゴールデン・エイジと呼ばれる時代に生まれたスーパーマンは、第二次世界大戦当時の世論とかぶり、強い力で悪をこらしめるという勧善懲悪の典型と言えます。
このストーリー展開こそが、アメコミの基本となっていて、時代の流れを背景に大きな人気を持つようになった理由でしょう。

他の星から来たスーパーマン

スーパーマンが作られた1930年代は、宇宙への関心が大きく高まっていた時でもありました。
そのため、当時の映画や漫画などには地球外の生命や惑星について取り上げられているものが多くあります。
スーパーマンもやはり地球外の生命体がストーリーにとって大きな肝となっています。

クリプトン星という惑星が滅亡の危機に面していたため、自分の息子を助けようと地球に向けてカプセルを飛ばします。
そして、そのカプセルが地球に着き、人間の家庭でクラーク・ジョセフ・ケントという名前で育てられることになります。
成長とともに、自分の特別な能力に気付き、スーパーマンと人間の若者として2つの顔を持って生活を送っていくことになります。

そして、スーパーマンとしての特別な能力を用いて、次々と現れてくる悪と闘い、一般市民の生活と命を守っていくのです。
実に頼もしい存在であり、分かりやすいキャラクター設定がなされているのが、誰からも理解され愛される理由なのでしょう。

悪役も個性豊かでユニークなキャラクターばかり

ヒーローもののコミックで欠かせない存在と言えるのが、悪役でしょう。
しかも、ヒットしているアメコミのすべては、悪役も非常に個性豊かでユニークなキャラクターとなっています。

アメコミの元祖とも言えるスーパーマンもまさにその通りで、悪役のキャラクターがとても魅力的でさえあります。
スーパーマンにおける悪役の代表と言えば、ルックス・アーサーですが、IQ200という頭脳を持ち裏の世界において非道な犯罪を犯していくという、悪役の典型例を演じています。

このように、スーパーマンはアメコミの基礎を作り、他の作品に大きな影響を及ぼした偉大な作品です。
そのヒーロー像は、今でも衰えない人気が示しているように、実に魅力的で格好いいのです。