超人ハルク

マーベルコミックの代表的なヒーロー

超人ハルクは、1962年に始めてコミックに登場したアメコミヒーローです。
50年以上経った今も、映画化されて世界中で大きな人気を誇るなど、アメコミのスーパーヒーローとして不動の地位を保っています。
マーベルコミックから生まれたヒーローで、数多くのヒーローを生み出してきたマーベルの中でも、代表的なキャラクターだと言えるでしょう。

その人気の高さは、蝋人形館であるマダム・タッソー館にコミックスの登場人物として始めて、この超人ハルクが展示されたことからも分かるでしょう。
フィギュアやイラストなどにも多数使用されていて、子どもから大人まで幅広い層に受け入れられています。

もともとは物理学者だったハルク

超人ハルクの主人公は、ロバート・ブルース・バナーという男です。
このバナーは、もともと天才的な頭脳を持つ物理学者で、新型爆弾の開発に携わっていました。
しかし、実験に立ち会った際に、事故によってガンマ線を相当量浴びてしまいます。

この影響によって、人間を超えたものすごい怪力を持つようになります。
その力は、100トン以上の物体を持ち上げることができるほどで、他の怪力ヒーローと比べても圧倒的な力を持っています。

そして、怒りにかられると肌が緑色に変化し、自分でも暴力的な傾向に歯止めをかけることができなくなって暴走してしまいます。
このすさまじい怪力を用いて破壊活動を行う超人ハルクのことを危険と見て、軍と政府は殺してしまおうとします。
その軍から逃亡するために隠れて生活するようになり、その生活の中で出会う味方や敵との動きがストーリーとなっています

アベンジャー作品の主要メンバーとなる

マーベルコミックの主立ったヒーローたちが集まるアベンジャーは、アメコミ史上の中でも傑作とも言える作品ですが、超人ハルクというコミックがなかったら、存在していないか大幅にストーリーが変わっていたでしょう。
というのも、アベンジャーの中でヒーローが集結する理由は、超人ハルクの暴走を止めるためだったからです。

怒りに身を任せて破壊活動を行うようになってしまった超人ハルクを、やはり超人的な力を持つヒーローたちが力を合わせて押さえようとするのです。
これが、アベンジャーの始まりでありストーリーの主要な軸なのです。

このように、超人ハルクはアメコミの中でも特異な存在とも言えるでしょう。
常に正義を行い悪を倒すという存在であることが多いのが典型的なヒーローですが、超人ハルクは怒りによって暴走してしまい、政府からも追われる身となってしまうのです。
そして、そのパワーは他のヒーローたちを圧倒するものがあり、他を寄せ付けない存在感を持っています。