X-MEN

アメコミNO.1ベストセラー

X-MENは、1963年にスタートしたアメコミです。
発売当時は、あまり人気がなく販売数もそこそこという感じでしたが、1970年代になってキャラクターの設定やストーリー展開を変えたところ、爆発的な人気が出て、マーベルコミックの代表的な作品にまでなりました。

(参考記事)
https://ja.wikipedia.org/wiki/X-%E3%83%A1%E3%83%B3

その人気は他のアメコミを上回るものがあり、2012年までに累計で5億冊が販売されています。
この数字は、アメコミ史上ナンバーワンの数字であり、アメリカを代表する最大のヒットコミックだと言えるでしょう。
そして、この X-MENシリーズに関わった作家は、みな人気作家として名前を上げていて、この作品の影響力の高さを伺えます。

他とは少し異なるキャラクター設定

X-MENは、アメコミの中でも他のヒーローとは少し異なるキャラクターの設定がなされています。
たいていのヒーローものは、主人公が一人で、悪を倒していくという設定です。
しかし、X-MENの場合は、主要キャラクターが複数いて、チームとしてヒーローを構成しているのです。

また、スパイダーマンにしても超人ハルクにしても、若者や大人の段階になって何らかの影響を受けることにより、超人的な能力を身につけヒーローとして活躍することになります。
しかし、X-MENの場合は、生まれながらにして超人的な力を持っていて、その力に悩まされながら悪と闘っていくというものです。

このような少々変化のあるキャラクターたちですが、実に良くストーリーがまとまっていて、安心して読み続けていける展開になっています。
そして、単調な話が続くのではなく、いろいろな変化が時代に合わせて付けられていて、飽きの来ないストーリーになっているのも、人気が長続きする理由でしょう。

普通の人間との葛藤に悩むヒーローたち

アメコミ作品の多くは、その特殊な能力のゆえに、普通の人間たちとの関係に悩むことになります。
X-MENもその限りではなく、生まれながらに持っている特異な能力を恐れる人間たちに排除されるという危険性を抱えながら生活しています。

そんな中でも、人間たちとうまくやっていこうと、ミュータントたちを教育したり、人間に害を及ぼす敵たちを倒したりすることで、良い関係を保とうとしているのです。
あくまで人間たちに寄り添うとする姿勢が見られ、読者の共感を呼ぶものとなっています。

このように、X-MENは複数のヒーローが活躍する興味深いストーリー展開を持っていることや、先天的に特殊能力を持っていることなどで、他のアメコミと一線を画していて、それが大きな個性となっています。
こうした魅力が、アメコミの中でもベストセラーとなり現在まで高い人気を誇っている理由でしょう。